2015年 秋のビール系飲料飲みっ比べ!! (個人的趣味)

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立秋の暦とともにビール系飲料のジャンルにも秋の季節限定モノが一斉に陳列棚に並びました。

それほど呑んべえというわけでもないんですが、ビール類は好き。
(ただし何故か発泡酒は翌日も残る感じがあり苦手。第三のビールは大丈夫なんだけど。フシギ)
なので新製品が出るととりあえず試してみるのが性分。

でも、単に飲むだけよりも、ならいっそ記事の素材として利用したほうが少しは飲むことも無駄にならず何かの足しにはなるのではないか。

そんな大義名分言い訳な理由で、飲み比べにチャレンジしてみました。

 

準備したのは「サントリー 円熟の秋」「クリアアサヒ 秋の琥珀」「サッポロ 秋の本熟」「キリン 秋味」の4銘柄。

では、行ってみよう!!

まずはサントリー「円熟の秋」
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それぞれを比較するんで、色や泡を見比べたほうがいいと思ったので、今回はグラスに注いでみることにしました。
※バックが白のほうが判りやすいだろうとの判断で何か白いものは…と手元を探してすぐ目についたのがクロッキー帳。まぁあまり気にしないでおこう。
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注いでみると、かなりの色の濃さ。びっくり。何せ泡までがこの琥珀色に染まってる。

飲んでみると、「コク」というよりも甘みが多く、サントリーのビール系独特の甘い香りが雑味のように口に残ります。
サントリーのビールといえば言わずと知れたモルツ。麦芽100%の本格派としてベストセラーの定番商品ですが、モルツの場合は以外と口当たりも軽くすっきりしているのに、なぜかサントリーの発泡酒や第三のビールといったビール系飲料については、この「円熟の秋」も同じ甘い雑味があって、自分はあまり好みではありませんね…。
(※個人の感想です)

ところで関係ない話だけど、安い居酒屋(特にチェーン系)なんかに行くと、この種のいわゆる「ビール系飲料」『ビール』としてお品書きに掲げているのは、問題はないのかなァと常日頃思っちゃうんですが自分。

だって、いつぞや鴨を使ってないのに「鴨南蛮」と表示するのはけしからんということで、それ以後は鶏肉を使ったものは「かしわ南蛮」と表示しなくちゃいけなくなったじゃないっすか。

それと同じことを、この「ビールじゃないのにビール表示」は問題になるんなんじゃないかなあ…
これ不当表示や商品表示に抵触するんじゃないかなあ。

と、いつもいつも頭の中でもにょりながら「とりあえず、ビール」と居酒屋で注文する自分なのでした。

 

続いてはアサヒ「クリアアサヒ  秋の琥珀」
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こちらもグラスにてテイスティング(笑)
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クリアの名のとおりなのか、こちらは色が薄い。というか、サントリーと比べると透き通ってるくらいの印象。
もともとクリアアサヒっていう銘柄じたいがけっこう軽い飲み口なので、これはこれで充分納得。
本家クリアアサヒもけっこうロングセラーのブランドなんで、今回の季節限定も飲みやすく出来上がってる印象。
スッキリした感じで、グイグイ飲めるかなあ。けっこう好み。

 

さ、次々行きます。

サッポロ「秋の本熟」
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なぜか近所のスーパーではこの銘柄の350ml缶が売ってなかったので、これだけ500mlロング缶で。
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これもかなり琥珀感の強い色。
サントリーほどではないにせよ、泡も若干ビールの色がついててうっすらと茶色がかってる。

なんだかサントリーといいこのサッポロといい、ここまで泡に色が付いてくると、琥珀を強調するために着色料でも加えてるの?と勘ぐってしまうんですが、どうなんだろ。

味のほうは申し分なし。
近頃のサッポロはこの発泡性リキュールのほうもかなり味や飲み心地がよく自分好みなんで、今回も充分満足。

 

さて、最後はやはり真打ち登場、キリン「秋味」

むかーし吉祥寺のガイナックスによく潜り込んでいた頃、噂では庵野監督がこれをお気に入りで毎年「秋味」が発売されるとビンをケース買いしてる、とも聞きました。
まあ、本当だったのかどうかはわからないんですが。だって自分、お会いしたことないし。あくまでも自分が仲が良かった当時の社内の下っ端社員から聞いたウワサ。20年くらい前の話。
でもキリン「秋味」を見るようになるといつもそれを思い出します。
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これはサスガに安定の旨さ。

グラスに注いでみると、以外と色が薄い。でも味はしっかりコクがある。飲み干すとコップに酵母らしき残り香があるのは発泡性とかではない正式なビールだからかな?

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まあ、上の3銘柄と違いこれはビールですから、あんまり同列に比較してもアレなんですが。
それでも、ビールとしてみてもやっぱり秋味はうまい! と言える味わい。
コクがあって飲みごたえがある。苦味もいい具合。

この秋味も、年によってけっこう味が違ったりするんですが、今年は苦味も旨味もちょうどいい塩梅っす。

たぶん、季節ごとの限定商品って、このキリン秋味が先駆けだったと思うんです。
それだけに、(今年のはダメ、という時もあったりしたけれど)ますます味も熟成された王道感が出てきましたね。
これこそトップランナーたる所以。
これからも毎年秋味の楽しめる日々が続いて欲しいものです~。

 

今回の各社4銘柄を比べてみて、やはりキリン秋味は別格として、自分好みとしてはサッポロ秋の本熟かいちばんかなぁと。クリアアサヒもかなりいいけど、若干味が軽いので…そこはサッポロに軍配が上がるかなあ。
スーパーの陳列棚から消えるまで、この秋はこれを飲み続けたいと思います。

 

そんなわけで、ざざっとこの秋のビール系飲料の飲み比べでした。

と、思ったら!

つい最近遅れ気味でモルツで限定モノが販売を開始。
これは飲まねばなりませぬ。いやいや飲め! と天の声が告げている。

さて、そういうことで、追加エントリー!

サントリー「プレミアムモルツ 芳醇エール」をば。
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琥珀、ではなくオレンジのパッケージできました。差別化なのかな。

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だいたいサントリーは概ね軽い味わいだと思うんですが、これもまたその例に洩れず。
けれど、微妙に香りがあって、泡も香りがいい。
泡立ちの色が琥珀かがっているのはサントリー「円熟の秋」やサッポロ「秋の本熟」と似てますね。コクもあって、これもコップに酵母(?)の残り香が。

ただ、プレミアムビールなんで、価格がちょっとだけお高いのが…

んー、そういう意味では毎日飲むのは控えたい。

 

 

と、いうことで、以上秋銘柄飲み比べでした。

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(缶の数が増えてるのは…たぶんただの気のせいです…)

 

あ、くどいようですがあくまですべて個人の感想ですよ、ホント。


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