ビール系2016年09月~いよいよ秋モノの季節到来!!~
暑すぎるこの夏も過ぎ(ホントはまだ残暑厳しいけど)ついに今年もまた旨いビールの季節! 秋がやってきました!!
というわけで、秋は季節限定のビール系飲料が各メーカー軒並み出揃う季節。
呑んべえにはたまらないこの時期、さっそく飲み比べをしてみましょー。
◎サッポロ『麦とホップ 秋の香り麦』。
まずは初お目見えの「麦とホップ」。
いつも限定醸造をコンスタントに出す銘柄ですが、今年はいよいよ秋商戦に参入。
さてまずはお手並み拝見。
意外とスッキリしてるものの、深みがある。
コクも苦みも通常の麦とホップよりも強いね。
あーこれは旨いなあ。うん。
やはり麦とホップ、コドン的な好みもあるけど、なかなかポイント高し。
◎サントリー『秋の旬味』。
ラベルに「食事とよく合う」とのアオリ文句。
注いでみると色の濃さに期待させられるのだが。
正直云ってサントリーの秋モノはいつも期待とは裏腹にちょっと残念なことが多いんだけど、どうかなァ…
雑味はいつもよりは少ないかな。
ややスッキリ感。
んー、軽めの苦みとややコクがあるようには思うけど、
旨味がない。
色や泡の感じはいいんだけどな。
コップでなく直接缶から飲んでみたら、こんどはやや水っぽい感じもしたんだけど、気のせいかなあ。
ひょっとしてコミケ疲れ(※注:これを試した日は夏コミ終了のすぐあと8/18)でやや味覚異常になってるのかもしれないから。
これは難しいなぁ…
ま、個人的に嫌いなあんまり好みでないサントリーのビール系独特の雑味が目立たないだけでも今回はいいかな。
◎サントリー『<秋>香るエール』。
プレモルから満を持してという感じで登場。
「フルーティで芳醇」との売り文句。
おお。
マジで香りがフルーティ。
飲み口から漂うフルーティな香りが心地いい。これはかなりいいぞ。
でも意外と味のほうは淡白。
て言うか水の香り・味が別にしてくる。それはそれで悪くないんだけど。
まあ、サントリーだから昔からいい水を使ってるんだろうし。
飲みやすさはたぶん断トツかもしれない。
雑味もないし。爽快な味。
ピールとしては、フルーティさが楽しめるぶんボーナスポイント追加かな。
◎アサヒ『クリアアサヒ 秋の琥珀』。
ふだんのクリアアサヒと比べると、やや濃い色。
さて。
おお、スッキリしてる。
もともとクリアアサヒは軽い銘柄だけど、その軽さのままコクが増してる感じ。
でも重くなるわけでなく、程良いな。
少なくとも自分にはちょうどいい塩梅の風味。
◎キリン『秋味』。
秋といえばキリン秋味、というくらいの定番。
もともとが秋の限定はこの「秋味」から始まったわけだし、ディフェンディングチャンピオンという雰囲気です。
安定安心の風格。
泡も濃厚さを感じさせる。
おおっ、苦いっ。
今年は、かなりガツンとくるキレ味。
なんか、「昔のビールってこんなだったよねー」と思い出させてくれそうな味わい。
ただ、今回のはやや濃すぎ、な感もあるかも。
てか甘みがないのか、これは。
今年は苦みに徹した感あり、だね。
◎キリン『秋味 堪能』。
今年は秋味からさらに上位銘柄がリリース。
いつもの「秋味」とどう違うのか、飲み比べ甲斐がありますなぁ。
いつもの「秋味」1.3倍を超える1.5倍。
こいつはすごい。
なかなか色が濃いぞ。
期待大。
おおー。
コクがすごくある。
苦みも適度。
やや酸味。ノーマルは苦みが強くなってたけど。こっちはふくよか、という感じ。
やや高いけど、これは相当満足感が高い。
と、いうわけで今年の秋も豊作なビール市場なのでした。
酒量が増えそう…
今んとこコスパでは「麦とホップ」が俺の中ではイチオシ。