京王多摩センターがすごいことになっていた~サンリオキャラ達の支配するファンシーゾーンと化した駅
京王多摩センター駅がたいへんなコトになってるゾ、という噂を聞いたので行ってきました。
新宿から西へ伸び八王子・調布などを経て高尾山口へと至る京王線は、途中調布で多摩川へと向かう橋本方面に枝分かれをしていきます。
その分岐を過ぎると昔から有名な遊園地「よみうりランド」が迎え入れてくれるのだけれど、更に線路を進むと到着するのが、今回の京王多摩センター駅。
ここはもともとニュータウンといえばいいのか新興住宅地なわけだけれど、30年くらい前から京王と小田急の「多摩センター駅」が並ぶ駅中心の再開発が進み、ショッピングモールやシネコン、また「バルテノン多摩」といった商業施設などが続々建設され整備が進みました。
そんな中鳴り物入りでオープンしたのが、キャラクター産業の雄・サンリオが手がけた「サンリオピューロランド」。
開園当初は「完全予約入場制」を謳っていて正直「そんな殿様商売やってけんの?」とも思っていたのだけれど、
(もっとも後発のジブリの森ミュージアムも同じシステムを採用して成り立ってるネ)
穿った予想は杞憂に終わり、このたび無事にオープン25周年を迎えたのでした。
そのアニバーサリーイヤーを記念して、最寄り駅である「京王多摩センター駅」がすっかり模様替え。
駅全体がもう「ピューロランド前」に改名したほうがいいんじゃないの?? というくらいの、すべてが見事にサンリオ一色に染まった装飾となっています。
ともかく駅の至るところ、何もかもがサンリオキャラで埋め尽くされている。
新宿方面はキティゾーン、
対する橋本方面はぽむぽむプリンゾーンで統一されている。
よく見ると案内版のレリーフも凝りまくってる。すげー。
正直行く前は”てきとうにデカール貼ってるだけかナー”とか思ってたけど、とにかく徹底した意匠。
べつにサンリオに関心がなくてもこの細やかなディテールにはちょっと脱帽です。
いちいち説明していくとテキスト量も多くなってしまうので、以下キャプションもなるだけ省きますね。
どこに何のキャラが隠れているのかは、どうかご自身の目で確かめに行ってみてね。
これ、ひょっとして「けい」「おう」「たま」「せん」「たー」と揃うのかな…?
とにかくあちこちにキャラがいるのでここに挙げたものはたぶんほんの1/3もチェックできなかったと思います。
ちなみにトイレだけはキャラがぜんぜんいない。
話によると、「トイレは男女別々なので不公平になるから」とのことらしい。
(なので個室でぽむぽむが迎えてくれるとかは無い。ちと残念)
改札を出てみました。
自動券売機は4台。もちろんすべてにサンリオキャラがいます。
改札外コンコース天井には…
とにもかくにも、サンリオと京王電鉄の本気度がビシビシと伝わってくるスポットとなっている駅です。
改札出たついでにピューロランド方面へ。
駅からまっすぐペデストリアンデッキを進んでいくとお城のようなものが見えてきます。
そこがサンリオピューロランド。
入口からちょっと中を覗いてみると、「25」の文字のデコレーション。
25週年のイベントが開催中の模様。
と、いうわけで、ピューロランドの中へ行かずともまずは存分にファンシー気分が楽しめる場へと変貌していた京王多摩センター駅。
いったいこの仕様がいつまで続くのかわからないのですが
(おそらく今年いっぱいなのかなぁ?)
サンリオキャラで溢れかえっている今、好きな人ならいちどは訪れておきたい場所かもネ。
ま、改札を出なければ’おあし’も浮くし…ね
(でもホントはよくないと思うゾ)