2015年10月新発売のビール系飲料を飲み比べ!!

LINEで送る
Pocket

10月の声を聞くようになると同時に、各ビール会社も秋と冬の隙間のこの時期に新製品を市場に出してきました。

既にビール市場は冬商戦。

“暦の上ではオクトーバー”でも”ビールはウインター”なんですね、もう。
(と『あまちゃん』風に言ってみる)

と、いうことで、前回割と好評だった飲み比べをここでも試してみたいと思います!

 

◎まずはキリン『夜のどごし 麦100%』
IMGP0320a

飲んだひと口目は…

IMGP0321a

んまいっ!!

でも飲み進むうち、ミョーに苦味とアルコール臭がのどごしに来るようになる。

雑味エグ味も。

でも、これまでのキリンのどごしの中ではかなり美味いほうだと思う。

キリンは冬の定番『冬麒麟』があるんだけど、10月初旬の段階ではまだ登場していませんね。
おそらくまだ『秋味』が市場に出てるので、それと販売が被らないようにしてるのかも。

 

サントリー『限定醸造 冬の薫り』アロマホップ2倍
IMGP0357a

コップに注いでみます。

IMGP0361a

色が薄い。味もすっきりした感じ。若干後味がクセが残るけど、アルコール臭は気にならない。
これはサントリーでは当たりかも。

 

アサヒ『冬限定 冬の乾杯』
IMGP0349a

限定醸造。こちらはアルコール分6%。

IMGP0352a

すっきり軽い飲みごごち。

けど、2口目からは…やっぱりアルコールが口に残る感じ。

IMGP0355a

最近のこのテの飲料の流行なのか、これも発泡酒とリキュール系のブレンド。

飲み進むうち、けっこう「水っぽい」味が。水の香り、というべきかな?
まあ、それが不味いわけではないんで、スッキリした飲み口を味わうならこれもありかなあ、という印象でした。

なんとなくこの「水っぽさ」は好きですね。

 

サッポロ『冬物語』
IMGP0362a

キリン『秋味』とともに季節限定の定番といえばこの『冬物語』。

IMGP0364a

他の今回取り上げた銘柄と比べると、ビールなのにむしろ一口目はスッキリした印象。
て言うか、それは逆に純粋なビールでない他銘柄がかなり味をブレンドやら何やらで作ってるってことなのかも…

あー、でも飲み進むとコクや重たさがズシンときてあとあとも続きます。やはりそこはちゃんとしたビール。
アルコール度も6%。他と比べ雑味みたいな後味の悪さもない。

ちょっと酸味がある、かな…?
ビールとして飲み続けるなら普段の黒ラベルのほうが好み。男は黙って黒ラベル!!

札幌のファクトリーで飲んだビールはうまかったなぁ…

まぁ自分の場合黒ラベルが定番ビールの中ではいちばんのお気に入りなので、そこは考慮に入れないと、ですね。

限定ビールも毎年味がビミョーに違ってて、世の中でいちばん美味いと思ってるキリン『秋味』も、やはりその年その年で当たり外れがあるんで。(ちなみに今年はかなり当たりだった)
そういう言い方からすると、今年の冬物語はあんまり当たりではなかった、かもなぁ。
※味覚は個人の好みなんで、ご自身で判断を。

 

Orion『沖縄食堂』
IMGP0334a

「沖縄製造 数量限定」のラベル。

IMGP0338a

冬モノではないですが、この時期に出した限定ということでエントリー。

IMGP0333a

色は若干薄めに感じる。
まあこれがオリオンらしい、という感じも。

ひと口目…

うまいっ!!
苦味もコクもあるのにスッキリ。
あいかわらずオリオンのビール系飲料はポイント高い。

でも、その先はアルコールくささが後味に残るように。

まあ、一気にゴクゴク飲むにはかなりいい感じかも。

 

◎限定ではないけれど、ついでに沖縄のブルワリーからはHELIOSというブランドから『青い空と海のビール』
IMGP0392a

近所のスーパーで売ってたのでついでにこちらも試飲。

IMGP0393a

色は薄め。というかやや白く濁りが。
この濁りは酵母でしょうね。

IMGP0398a

軽いけど、コクはしっかり、って感じ。
表示に書かれてるとおりフルーティ。

缶から直接飲むとやや酵母の薬っぽい香りが気になるけど、コップに注いで飲むとあまりそれを感じない。
コップだとホップの香りが上がってくるからでしょうかね。

正直、酵母の残るタイプだと銀河高原ビールがメジャーだけれど、
銀河高原の場合その酵母の薬臭さがやや強くで苦手なんで…

でもこれはぜんぜんOK。うまいっス。
値段が高めだけど、それさえなかったら続けて買って飲みたいビール。

 

◎このヘリオス酒造からは『ゴーヤーDRY』という変わり種の発泡酒も出てたので、季節限定ではないですがついでにテイスティング。

IMGP0377a

IMGP0379a
「グラスに注いで飲め」という指示が書かれているので、それに従いましょう。

IMGP0381a

かなり色は薄め。
さて、飲み口は…

IMGP0380a
泡がかなりモコモコと出る。…ゴーヤーの灰汁?

苦い。
それと、ゴーヤーの風味なのか、広がる青臭い香りが。

う~ん、これを「好き」と言える好みの人っているのかなあ。
※ちなみに近所のスーパーでは安売りしてました…

 

◎今回のシメはサッポロ『金のホップ 赤 Special』限定醸造

これだけロング缶で。
これだけロング缶で。

注いでみると、琥珀色の濃さに期待が膨らむんですが…さて。

IMGP0413a

おお、これは美味い。
苦味もちょうどいいし、コクもなかなかいい感じ。

後味も悪くならない。

説明書きアップ。
説明書きアップ。

もともとこの『麦とホップ』の中でもGOLDが近頃の定番モノではお気に入りで好みの味でもあるけれど、
これ、なかなかポイント高いっす。

でももう早くも陳列棚からは消えてしまった様子…スーパーなんかで見かけなくなっちゃってるんだけど。

 

と、いうわけで今回も完全趣味の記事でした。

宴のあと
宴のあと

まだキリン『冬麒麟』が出てないけれど、それはまた市場に出たらテイスティングしましょう。

 

 

それにしても、
この企画、今後季節の変わり目のたびにやることになるんでしょうか…

先々不安。

 


LINEで送る
Pocket

Leave a Comment

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)