安い・旨い、コスパ最高!! 上野名物・肉の大山「やみつきメンチ」と「ハムカツ」
上野に行くとほぼ必ずといっていいくらいに立ち寄る場所がある。
「肉の大山」。
上野から出て山手線の東側の通りを行って服屋さんが立ち並ぶ辺りの手前。ちょうど安い飲み屋の集中しているところにある定食屋。
ここの店先にも赤ちょうちんがぶら下がってますが、厳密には居酒屋ではないです。
でも周りの雰囲気に呑まれてこんな状態、という感じ。
ぱっと見は焼き鳥屋にしか見えないけど、れっきとした定食屋さんです。
とはいっても、最近はほとんどこの中で食事をすることはなく、もっぱら軒先で揚げているメンチ類をテイクアウトしてます。
なんでかっていうと、ここの揚げ物がムチャクチャコストパフォーマンスが高いんですよ!!
あんまりいい写真が撮れなかったんですが、値段はイチ押しのやみつきメンチが120円、ハムカツが80円、やみつきコロッケはなんと60円!!
(消費税導入以前はやみつきメンチ100円・やみつきコロッケ50円だったんですよ)
とにかく安い。
それだけでもお薦めなんだけど、もちろんオイシイ。
それはまた後ほど。
一杯飲み屋が立ち並ぶ界隈なので、この店も店頭で立ち飲みが可能。
入口にたむろするメンチカツを肴に一杯ひっかけてるおっちゃん達の間をすり抜けていくとちゃんとした飲食店になってるんですが、奥にそんな空間があるってことを通りすがりには気付かないかも。
ちなみにその奥の空間で食べれるメニューはこんなかんじ。
えーと、実際のお店はこんなハイソな雰囲気ではありません…
もっとも以前はもっと煤けた感じだったんで、かなり綺麗にはなったほうなんですが。
でも、内装を綺麗にしたぶん、値段が高くなったのが残念。
以前はたしか490円のハンバーグ定食とかがあったと思う…
ま、20年も昔の話ですが。
ちなみに軒先の揚げ物は店頭の一杯飲みのコーナーだけではなく店内でも注文することができます。
(これもたしか昔は軒先まで行って購入するセルフサービスだったんだが)
ということで今回はそのやみつきメンチ・やみつきコロッケ・ハムカツをテイクアウト。
回転も早いので揚げたてです。
休日にはストックが切れてて揚げ待ちになることも。
持ち帰って皿に持ってみました。
それぞれを割ってみましょう。
まずは「やみつきメンチ」。
『肉の大山』は屋号のとおり肉の卸を商いとしているので、メンチで使う肉も上質の素材の余りを使用しているらしい。
ラードで揚げているのか、もう衣から肉の旨味の香りが漂って食欲をそそります。
これで120円はいい!!
ラインナップにはグレードの高い「特製メンチ」や、更に上の「匠の和牛メンチ」というのもあるんですが、もうこれで充分満足な感じ。
続いて定番の「やみつきコロッケ」。
中の具はややしっとり系。挽き肉もしっかり入ってます。
60円という価格を考えればこれも十二分に満足。
最後は隠れた逸品の「ハムカツ」。
このハムの厚さ!
ということで測ってみました。
がっつりと満足感が得られます。
これで合計260円!
そんなわけでたっぷりと揚げ物を堪能したのでした。
一時はアキバへ行った帰りにここまで来て買って帰ってたからなあ…
とにかく、それくらいの価値はある「肉の大山・やみつきメンチ」。
花見の時期になると、ここで揚げ物を買って上野公園へ繰り出す輩もいるので、
いつかそれを実践もしてみたいもんです。
お店のホームページがあるんですが、ぜったいこんなこじゃれた店じゃないと思う…
■肉の大山
地図はこちら。