松乃家の「ロースかつ定食」はワンコインでお値段以上!!
「松乃家」は牛めしの松屋フーズの展開するとんかつ専門店舗。
行ったお店は立川駅の南側にある「松乃家 立川店」。
実を言うと本当はここにあった、同じく松屋フーズ系列の「松八」に行こうと思ったのですが、行ってみたらこの「松乃家」に変わってしまっていたというわけ。
まァこの日はとんかつを食べたかったので、松乃家ならそれでも良し、と妥協。
どうやら屋号が変わってからほんとに間がなかったらしく、食べログとかではいまだに変更されていませんね。
気になったのでいろいろ調べてみたところ、松屋フーズはこの7-8月くらいにとんかつ&カレー業態の「松八」の屋号を廃止し、同店舗をとんかつ専門の「松乃家」に統合したようです。
(記憶違いかもしれないけど、ついこの前まで「松乃家」って定食業態の屋号に使っていたような気がするんだけど、どうだったっけ)
実際、松屋フーズのサイトからも「松八」の屋号は消えています。知らぬうちに絶滅してしまったのか。それはそれで残念。
まあ、屋号が変わったところで「松乃家」にもカレーメニューはあるし、それほどの差はないんですが。
上の食べログの「松八 立川店」の画像を見ても、内装とか特に変わりはありませんね。
(画像は「食べログ 松八立川店」より) 店内は狭い。
さて、といったところで改めて松乃家のとんかつにチャレンジ。
いちばん安い定食メニューでロースかつ定食の並(90g)が500円。
なんとワンコインで一食賄える!
更にかつ丼なら490円。しかも松屋フーズならデフォルトのみそ汁付き。
これはコストパフォーマンスがいい。
せっかくなので他のとんかつ店ではあまり見かけない「味噌ロースかつ定食」(並)を注文。
カツは衣がサクサク、肉も厚みがあって、柔らかい。
同じとんかつモノだと、今は「油そば」と「すた丼」の2系統の店で展開している「どんどん」のカツ丼があるけれど、そこのとんかつの肉は草履みたいに薄くて硬い肉だったし。
とんかつといえば「かつや」もあるけれど、この松乃家のカツと比べれば、ちょっと硬くてボリューミーに思えてきます。
というか、この松乃家のカツは「かつや」に比べてかなりさっぱりしてて油こい感じもない。さっぱりと食べられる感じ。
これは、カツなら松乃家のほうに軍配が上がるかなあ。少なくとも自分の好みでは断然「かつや」より「松乃家」かな。
並90gで上150gとくらべてちょっと少ないかなあ…とも思ったものの、食べてみればぜんぜん納得、満足できる量。
これで600円なら充分オッケー!
ベーシックなロースかつ定食なら500円だし。
その値段でとんかつ定食は都内だとまず食べられないですからね。味も申し分ない。
松屋フーズは「松八」から「松乃家」に統合することで、とんかつのクオリティはアップさせたようにも思います。
(正直、カレー専門の業態とはいえ「松八」のカレーはそれほど美味いとは思えなかったし、カツも特に個性があるとも感じられなかったので)
今回は「みそカツ」にしたものの、やっぱり味噌がかかってると、他のソースの味が楽しめなくなっちゃうんで少し寂しいんですよね。
テーブルには「特製」「中濃」という2種類のソースが常備されてるので、そっちも楽しみたい。
次に訪れるときはチキン亭でもおなじみの「おろし」のトッピングを食べてみようかと思います。
「おろし」なら、かかってない部分のカツでソースも楽しめますしね。
ところで、先の松屋フーズのサイトによると、とんかつ業態の屋号は「松乃家」「チキン亭」ということになってるものの、
チキン亭って、西新宿の1店舗だけになってるんですね…
こちらも絶滅危惧店舗なのかな。
以前は他でも見かけたように思うんだけど。
なくならないうちにまた行ってこよう、新宿のチキン亭。